北欧系インテリアには欠かせない【カイ・ボイスン】
子供用にと、3年前に買ったツヴァイリング(ヘンケルス)のスプーンとフォーク。
まだ2歳の子供が使うからと、コーヒ-スプーンとフルーツフォークを買って使っていました。
子供がもうすぐ6歳になろうとしている今、これでは小さくて使いづらそうでしたので、新しく
スプーンとフォークを買いました。
私の住んでいる北海道札幌は、緯度が高く、気候や植物環境も北欧やヨーロッパにほど近
いので、やはり親しみを感じてしまいます。
インテリアや家具も、デンマーク・フィンランドから受ける影響が強く、とても大好きです。
なので、買うものも必然的にヨーロッパ・北欧物になってしまいます。
【カイ・ボイスン(カイ・ボイエセン)】デザインのカトラリー。
Kay Bojesen / カイ・ボイスン / 1886-1958
銀細工師のパイオニアとして世界にその名を馳せるデンマークのデザイナー、カイ・ボイスン。
1951年から3年連続、ミラノでおこなわれたコンテストで最優秀賞を受賞したことにちなんで
名づけられた「Grand Prixシリーズ」は、シンプルながらも飽きのこない、そして使い勝って
のよいテーブルウェアとして今でも世界中で広く使われています。
また、彼がいつまでも忘れることなく灯し続けた「こども心」は1951年にデザインされた「モン
キー」に代表される木製インテリア玩具シリーズをうみだし、世代や性別を問わず多くの人々
に夢を与え続けています。
そして、買ったカトラリーはこれ

このカイ・ボイスンのカトラリーは、デンマーク王室御用達のもので、各国のデンマーク大使館
などでも実際に使われているものです。
小さいスプーンは「ティースプーン」
小さいフォークは「ケーキフォーク」
カイ・ボイスンのカトラリーは他のものより若干大きめにつくられていて、このティースプーンはコ
ーヒースプーンよりすくい面が広くつくられているので、5、6歳の子供が使うには最適だと思い
ます。何より、ステンレスの厚さといい、質感が最高です。
子供用のカトラリーや食器と言えば、プラスチック製のものが多いですが、決してそのようなもの
を与えてはいけません。
小さい時から、乱暴に扱えば食器は壊れるということを教えたほうがいい。
プラスチックを口に入れた感覚と、金属を口に入れたときの感覚も断然違う。
なぜ、大人はプラスチックのカトラリーを使わないのか?
よく考えたほうが良いと思います。
そして、カイ・ボイスンと言えば、木製のおもちゃが有名です。
特に、この「モンキー」

デンマークでは、まず子供が生まれたら与えるおもちゃ、とも言われています。
カイ・ボイスンがデザインした木のおもちゃで流通しているのは現在3点。
写真のモンキーの他、ゾウ、クマなどがあります。
ただ、製作しているのが、ドイツ「ローゼンダール社」
半年前くらいに潰れてしまいました、多分。
なので、今後このおもちゃが手に入るかどうかはわかりません。
しかし、私の子供も大変お気に入りのこのおもちゃ。
このような後世に残さなければならないものを失いかけているのは残念でなりません。
カイ・ボイスンのデザインしたものは、時を超えて愛されているものがとても多い。
住宅を初めとする建築のデザインも、このように時が経っても古びれなく、長く愛されるデザイ
ンをしていかなければならないのではないだろうか。
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カトラリーはいいものを使いましょう

オシャレなカフェでよく見かけるグラスの正体
よくオシャレなカフェで使われているグラス。
実はリノベーション空間にもベストマッチなんです。
そのグラスの正体。
コレ ↓

どうです? 見たことありますよね??
このコップ、デュラレックス・ピカルディーと言います。
- DURALEX -
フランスの国営企業、サンゴバン社によって、1939年に世界で初めて強化ガラス製のタンブラーを製造した会社です。
1960年代から全世界へ向けて輸出されると、瞬く間にその名が知れ渡りました。
DURALEX製品は、すべてフランスまたはスペイン工場で生産されています。
オリジナルは、グラス本体に【DURALEX】のマークが入っているのですぐわかります。
マーク ↓

デュラレックス製品は、実は飲食店において使われる食器としては超定番商品。
なぜかって?
それは、『割れない・万が一割れても安全』だからです。
素材は、車のフロントガラス用に開発された強化ガラス。
(現在のフロントガラスは合わせガラスです、はい)
強度は通常のガラスの3~5倍。
もし、割れても、先がとがらずに小さい玉状に割れます。
ですから、割れたとしても人を傷つける可能性が非常に低いのです。
でもって、食洗機OK、電子レンジOK、熱湯OK(耐熱性あり)、フリーザーOK(-25℃)と超多機能製品です。
それに、スタッキング(グラスを重ねられる)OKというのだから言うことなし。
しかし、世界中で愛される理由はこれだけではありません。
なにより、『デザインが美しい』からです。
『実用と美』を兼ね備えている製品と言うのは、実に少ないと思います。
どうしても、汎用品と言うのは安かろう悪かろうになりがちですね。
が、このデュラレックス製品は、手頃な値段で機能と安全を充分満たし、デザインもいいんです。
このピカルディーのデザイン。
よく見ると、なにか懐かしい感じがしませんか?
全然前衛的ではなく、前からあったけど古くなく、何年使っても壊れない、付いた傷さえもデザインと同化する。
そういった意味で、リノベーションが目指すべきものと同じなんです。
ですから、このグラス。
リノベーションされましたら、是非ご自宅で使ってみてください。
きっと、よく似合いますよ。
子供のいる家庭でも是非このグラス、お使い下さい。
子供用のコップって、なぜかプラスチックのものが多いですよね。
別にプラスチックのものがダメだということではありませんが、大人はプラスチックの食器は使いません。
生活空間において、子供の時から大人と同じ素材のものを使うのは重要なことだと思っています。
素材の質感やデザインにおける、視覚・触覚が与える影響は大きいです。
お求めに方は、デュラレックスで検索していただければ、山ほど出てきます。
ひとつ200~300円くらいで買うことが出来ますよ。

無印良品
妻がネットをしていて、その画面にレバーハンドル(ドアの取っ手)が映っている。
コレ↓

「それ、どこのメーカー?」
「無印だよ」
「え?」
「だから無印だって!!」
そうなんです。
私は全然知りませんでしたが、無印良品でレバーハンドルも売ってます。
素材はアルミ。
アルミの棒を曲げただけのシンプルなデザインで、ミニマムな空間には良く合いそうです。
同じページに載っている、「アルミドアノブ」。

コレ、良いです!!
こんなドアノブはなかなかありませんね。
今度どこかで使ってみようと思います。
たまたま無印良品に注目したので、無印について書いてみましょう。
皆さんも知っているかと思いますが、そもそも無印良品は西友のPB(プライベートブランド)として出発しました。
第一号店は知りませんが、一般的に認知されたのは1980年代後半くらいだったかと思います。
それまでのプロダクト製品というのは、目を引く華美なデザインや、必要のない機能が満載のもの(今でも多いですが)が主流でした。
そこに一石を投じたのが無印良品でした。
「一見つまらなそうなほどシンプルなデザインと本当に必要な機能だけをつけた製品。」
私の無印良品に対する最初の印象です。
しかしそれが斬新でかっこよく、スーパーマーケットで買ったもので自慢できる唯一なものだったんではないでしょうか。
私もステーショナリーはもちろん、服飾、家具、家電、食品に至るまで、数多くの商品を買わせていただきました。
かなり古くに買って、今でも使っているものもたくさんあります。
全然飽きがこなくて、いいデザインだと思います。
これこそ、リノベーションに必要なデザイン思想かも知れません。
無印良品。

無印良品といえば、まずアートディレクションの田中一光氏。
彼の無印良品のブランディングは素晴らしかったと思います。
服飾については、監修をyouji yamamoto/Y’sの山本耀司氏がやっています。(現在は知りませんが)
彼のストイックなほどシンプルな素材感と生地が生み出すドレープの美しさは、目を見張るものがあります。
無印良品においても、そのDNAは失われず、独特な素材感とナチュラルな色使いに現れているように思います。
また、無印良品は、生地の無脱色・無着色、すなわち「生成り」のファブリックを一般化させた功績は非常に大きかったですね。
コットン地やワッフル地も一般的になりました。
プロダクト製品は、±0の深澤直人氏が関わっています。
深澤直人氏のデザインで有名なのがコレ。

壁掛け式CDプレーヤー。
シンプルでカッコイイ、古びれないデザインです。
無印の家電は、通常メーカー品として売られている商品の不必要な機能と不要なデザインを省き、無印ブランドとして売られています。
基本的に家電は主張が無い方が良いと思います。
白かシルバー。これが大事なんです。
無印良品の家具。
私の中で、無印良品の家具といわれれば、二つ思い浮かべます。
一つは、プラスチックボックス。
家具というカテゴリーではないかもしれませんが、無印のプラスチック製の収納ボックスは私の中では定番です。
新築にしろ、リノベーションにしろ、よくお客様にこの収納ボックスを使って提案することが多いです。
コレを使いこなすと収納効率が格段にアップ!!
どうやるかは企業秘密ですけど。。。
もう一つは、最近はあまり扱っていないのかもしれませんが、MDF素材の家具です。
今までMDFという素材は決して主役にはならず、家具の芯材として使われてきた素材です。
通常の家具は芯材にMDFなどの材料を使って、表面に”化粧板”とか、”つき板”と言われるものを貼って仕上げてあります。
無印良品は、その芯材として使われてきたMDFをそのまま仕上げ材としても使ったのです。
これには大変驚きました。
なるほど、こういう使い方があったか!と。
工程を減らす事によって値段を安くすることができる。しかしそれによってデザインを壊すものではない。
無印イズムを感じる商品でありました。
無印の家具を調べていくうちに、知らなかったことを発見しました。
コレ↓

無印良品がなんと、ミヒャエルトーネットの代表作「No.14」をモチーフに、リプロダクト家具を発表しています。
驚きなのがこの製品、トーネットの工場で作られているというではないですか!!
トーネットのNo.14というのはコレ↓

みなさん、この椅子、一度は見たことがあるのではないかと思います。
カフェなんかでよく使われています。
世の中で出回っているNo.14は、ほぼジェネリック商品(デザインの著作権が切れているので今では誰でも作れます)です。
しかし無印良品から出したこの商品は、No.14をモチーフにしたということでデザインは多少変わっていますが、トーネット社で製作。しかもお求め安い価格での提供となれば、買う価値ありですよ!!
さらにさらに、バウハウスのマルセル・ブロイヤーがデザインしたB32まであります。
マルセル・ブロイヤー「B32 通称:チェスカチェア 」↓

無印良品のマルセル・ブロイヤー:チェスカチェアのリプロダクト商品↓

なんかかっこいいです!!
コレも買いです!
もちろん、トーネット社製作です。
ミヒャエル・トーネット:
1796年ドイツ生まれ、後オーストリアの市民権を得る。
No.14は1859年に発表。
産業革命を経て、工業化が進んだのは家具業界も例外ではなかった。
そんな最中、ミヒャエル・トーネットはブナの木に高温の蒸気を当てて、木を曲げる技術を発明。
これまでの椅子というのは、工芸品に近く、数多くのパーツを組み合わせて職人が組み上げた状態(出来上がった状態)で売買され流通されていた。
トーネットは曲木の技術でわずか6つのパーツで一脚の椅子を構成し、さらに輸送の効率も考えノックダウン方式(分解・組立方式)を採用することによってNo.14が爆発的にヒットした。
このNo.14の開発は、後の家具業界に多大なる影響を与えた。
マルセル・ブロイヤー:
バウハウスに学び、後、同校の教官となる。
バウハウスとは、1919年ドイツのワイマールに建築と美術を教える造形学校として開かれた。
初代校長はワルター・グロピウス。後、ハンネスマイヤー、ミース・ファンデル・ローエと続く。
ナチスの介入により校舎移転を含めわずか14年しか存在しなかったが、バウハウスの影響は現在まで続いている。
合理主義と機能主義を導いた教育は、ブロイヤーの鋼管を曲げてカンチレバー(張り出し)構造にした表現によく表されてる。
最後に、
無印は「家」も売っています。
その名も「無印良品の家」
商品のラインナップは次の3つ。
「木の家」
「窓の家」
「朝の家」
表立っては発表されてはいないようですが、「木の家」は、箱の家シリーズで有名な難波和彦氏。
箱の家シリーズのフォルムに良く似ています。箱の家の普及版として考えたらいいのかも。
「窓の家」は、隈研吾氏。とても明快なコンセプトですが、二つとも一般人には馴染みにくいのかな、少し。
で、「朝の家」が最近発表になりました。
こちらは、すっと受け入れやすい感じです。
むしろ、それを狙ったのかも知れません。
設計者は誰なのでしょうね?
また、リビタさんと組んでリノベーション事業も始めたみたいですね。
リビタさんといえば、東京電力グループで、確か無くなってしまった都市デザインシステムさんと繋がっていたような。
リノベーションで成功を納めた数少ない会社です。
これからが楽しみですね。
北海道にも元都市デザインシステムの社員さんが開いた会社がありますから、そちらで展開するのかな?
北海道でも、もっともっとリノベーションが認知されれば良いなと思います。
どちらにしろ、アルトスタジオは超零細企業なのでスケールメリットを活かした営業活動は無理なんです。
リノベーションの普及活動をやるにも限界が。。。。。。。。。。。。。。
アルトスタジオは、身の丈に応じて一軒一軒丁寧にリノベーションをやっていこうと思います。
まだまだ無印良品のことは書きたいところですが、少々疲れてきました。
この辺でやめておきます。
* 無印良品の歴史を書いているサイトを見つけました。
読んでみると、上記文章は私の記憶の元に書いた所もあるので多少事実と違うところも
あったりしますが気にしないで下さいね。

白山陶器
インテリアコーディネーターのモノ選びの基準。
機能的で美しく、手に入れることが出来る値段であること。
まさにここに紹介します「白山陶器」は、歴史ある伝統と新しいデザインとを融合させたとても美しく、使いやすい食器です。
下にある白山陶器のコンセプトを読むと、いつも私が考えている新築・リノベーション住宅のあり方に通じるものがあります。
ものづくりの原点、「スタンダードであり続けること」。
素晴らしい言葉です。
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写真にある茶碗とカップは、白山陶器”かのん”シリーズのもの。
去年、南青山にある白山陶器の直営ショップで見たときから一目ぼれでした。
今回、ちょうど5歳の息子の茶碗を誤って割ってしまったので、茶碗とカップをセットで買いました。
日本風でもあり、どこか北欧風でもありなデザイン。
北欧と気候や風土が近い北海道に特に似合うデザインではないかと思います。
素材はとてもうすく出来ているのですが、思ったより丈夫です。
うすいもの(割れやすそうだという感覚)を使うことによって、モノを大切にする気持ちを持って欲しいという願いも込めて。
しょうゆさしは、白山陶器の代表的デザイナー・森正洋氏のデザイン。
懐かしくもあり、またいつまで見ていても飽きないデザインです。
白山陶器のものは、札幌でもインテリアショップでもデパートでも売っていますが、まとまった量を見ることが出来ません。
もう少し、色んなシリーズをまとめて見ることが出来たら良いのにといつも思います。
また、東京に行った際には直営ショップを見て来ようと思います。
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~白山陶器株式会社HPより~
NEXT STANDARD~これからの暮らしの器
白山陶器のものづくりの基本は、なにより使いやすく生活の中になじむということです。
やきものの新しい表情や、オリジナリティーを大切にしながら、時代を超えてスタンダードであり続ける器づくりを目指しています。
白山陶器にとっての器づくりの原点は、なにより使いやすいもの、生活の中になじむものであるということです。
デザインや品質は、器の機能をどう高めてゆくか、使う人の愛着にどう応えてゆくかという視点を大切に、人々がその器を使う生活シーンをイメージするところから器づくりが始まります。
華美ではなく、かといって平凡でもなく、新しさはあるが時代に左右されることなく使っていて飽きのこないデザインこそ美しい器だと考えております。
グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞など数多く受賞したデザイン賞は、大きな誇りです。
これからも私たち白山陶器は、人々に愛され、安らぎを感じていただける器をつくり続けてまいります。
白山陶器の沿革
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